《2.食からスタート。個と個の繋がりが私のテーマ》
●私にとっては食がスタート
施策や周囲の環境は変わりますが、自分はあまり変わっていません。人間はそうそう変わらないものだと思っています。やって来た事をふり返ってそう思います。
度々発言していますが、私は食を軸として、”おいしいということが素晴らしい(幸せな)こと”と思って仕事をしてきました。もちろん、健康も安全も大切です。
またいろいろな場面で、その「食」が分野を超えた接点があり、いかに人間にとって最大の関心事であるかを感じています。何れにしても、私にとっては食が軸でありスタートです。
●精神的繋がりはビジネスをイメージしにくい
観光と関わってから、”交流”=”繋がり”とか”共有”とかいうキーワードが私の中にありました。
インターネットを経由していたこともあります。人が、地域やそこにいる人といかにして繋がるかが交流であり、その精神的な結びつきがパイプになり地域が活性化する。・・しかし観光と言うには少々強引だったかもしれません。想いが先んじる状況下では、料金を伴うビジネスと縁遠くなりがちです。一方観光と言えば産業としてのイメージが色濃くあります。
精神的な結びつきによる交流は、団体旅行というよりは個人旅行(人と人の個人的な繋がり)をイメージしていました。
ある観光の団体に「パーソナルな繋がりに着目したい。」とプレゼンテーションしましたが、取りあげていただけませんでした。ビジネスをイメージしにくいと受け取られたのかもしれません。無理もありません。
●個と個の繋がりがずっとテーマだったことを確認
ねおかんぱーにゅ南部の立ち上げにおいても、個はキーワードでした。
人が新しい物との接点から、新しい自分や価値観、新しい生き方、そして自分自身のスローライフを見つけよう。と、うたい文句にしてスタートしました。そのため、ねおかんぱーにゅでは、創造(創り出すこと)はとても大切な要素です。
そしてこのほど、ホームページのリニューアルに伴い、個、いわゆる人(個人)が発信し繋がることをプロジェクトに掲げています(おもしろhumanプロジェクト)。一貫しているのは、拠点はねおかんぱーにゅ南部。そしてそこに集まる人。発信する情報。それによって人と人が繋がり、新たな想いが生み出され、いきいきとした地域が育まれるのではないか。という想い(理念)です。
こうしてみると、個の想いや価値。個と個がいかに繋がるか。をひらすら考え続けてきたように思います。
グリーンツーリズムと私|=1=|=2=|=3=|=4=|
【インデクス】
=1= 観光→3つの回廊→4つのツーリズム。今までをふり返る
・自治体の施策と私の関わり・”新井”から”妙高”へ。観光の移り変わり・認知されつつあるグリーンツーリズムというキーワード
=2= 食からスタート。個と個の繋がりが私のテーマ
私にとっては食がスタート・精神的繋がりはビジネスをイメージしにくい・個と個の繋がりがずっとテーマだったことを確認
=3= 「個食問題」で混乱!?
・気づいたら矛盾が・・不安になりました・”個食”の意味とそれが無かった昔の話・”個食問題”に立ち返ります。
=4=(最終)これからの課題
・「一緒」と「学ぶ」がイメージできればいいなぁ・グリーンツーリズムをプランするなら・この先の宿題とさせてください
コメント (1)
うまく文章が出てきませんが、「個と個の繋がりがずっとテーマ」というところに、激しく同意です。
当たり前のことなのに、見えにくくなっていたもの、そして、インターネットという道具のお陰で、またよく見えるようになってきたものなんじゃないかなと思います。
from:ひろちゃん |2006年06月23日 17:15
time:2006年06月23日 17:15