ひとコーナー：ねおかん のおもしろそうな出来事。:ねおかんぱーにゅ南部

『農家のためのインターネット活用術（2004年発行）』は、「農家のための」とありますが、Webサイト（ホームページ）制作・運営一般のインターネット活用術の内容です。
123ページと薄い本ながら、Webサイト立上げから運営、顧客対応、代金回収、セキュリティの基本から、消費者層の絞り込み、検索サービスの利用、メールマガジンの活用まで書かれています。

特に、「分かりやすい文章の書き方」は正に分かりやすいです。
『伝わる、WEBテキストのつくりかた』という本にあった内容の肝となる5つのポイントが書かれていました。

「ネットオークションで商品価値を探る」というのは、なるほどなと思いました。
私はオークションを利用したことがないので、考えつきませんでした。
Yahoo!（ヤフー）やGoogle（グーグル）で「オークション　農家」（空白を入れると、複数のキーワード全てを含むページを表示する）と検索すると、確かに沢山出品されています。
オークションへの出品をきっかけに、自分のホームページへの誘導も図っているようです。
さすがに、Yahoo!での検索結果は、Yahoo!オークションが並びますね。

「インターネットに慣れていない農家」を対象に書かれている本なので、一般の「ホームページの作り方」のような本より分かりやすいように感じました。
農家じゃない人にもオススメです。2004年発行なので、情報が古いものもあります。

縦書き・右開き

昨日紹介した『やらなきゃ損する農家のインターネット産直』も『農家のためのインターネット活用術』も、縦書きで右開きの本です。
私が持っているホームページ関連の解説書は全て、横書きで左開き。

『やらなきゃ損する農家のインターネット産直』は、ノウハウというよりエッセイ・体験に基づく解説といった内容ですが、『農家のためのインターネット活用術』は横書きの方が読みやすかったのではないかと、思ったりしました。