調味料もそうだ。陶芸の材料に「合成◯◯」対して、「天然◯◯」という文字を目にする。
例えば、天然藁灰(わらばい)、合成藁灰。後者は藁で作った灰の代用品。代用品はオリジナル超えることなどないのだ。
手軽である、安い、などはメリットではなく自分に都合の良いように解釈して誤魔化しているように思える。代用は代用。ホンモノは別のところにあると考えるほうが解りやすく、おかしな納得をさせずに済む。
特に、自分でやってもみないのに、「今はこういう時代だから」と思い込んでしまったら恐ろしいことだ。
手にとってみないと解らない。肉眼で見ないと解らないものばかり。
▼薪窯で焚いた表情
▼ぬるっとした灰釉の独特な感触
▼自作の糠灰、焚き方による変化と複雑な色合い。それも自然光ではっとする
▼灰釉と土のしっとりとした色の深み




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- よーくん 06/02 2011:06:02:20:43:09
新潟日報「晴雨計」にコラム掲載