あぁ、もう10歳若かったら・・。
そろそろそう思う、そんな歳だ。
ところが10歳若返りたいとしても、10年前に遡りたい訳ではない。
理由の一つはテクノロジーの退化、これは耐えられない。もう一つは過去に残してきた足あととの再開。これは意外と勇気がいるのではないか?
誰しも、失敗を繰り返し学んで今に至っている。思い出したくない過去、辛かった事件・・。
もちろん、思い出すだけでニヤニヤしてしまうサイコーの一瞬もあったろう。
ただこれらは過ぎてしまったことで、脳の中ではすでに処理が済んだ事。
次第に忘れていくし、良いことも悪いことも自分の中で整理されて徐々に要点のみになっている気がする。
その過程で、だんだんとアレンジされ、都合良く物語化されているように思うのは私だけ?
「未来は変えられないけど、過去は変えられる」と言った偉人の言葉を思い出す。
過去を振り返るには、「ちゃんと覚えていれただろうか?」という不安や、大切な記憶をひっぱり出しては都合よくアレンジしてしまう事への不安がつきまとう。私には怖いことだらけだ。
そのうえで、過去の足あとと再開する勇気が出てきたらそれは自信の現れだ、と思いたい。(ひょっとしたら、過去の出来事の美化、単なる忘却なのかもしれないんだが・・)
あのころ上手くいかなかったことをもう一度チャレンジしてみよう。
あの時成功した事をさらに大きいものにしてみよう。
それまた、経験を積んだからとか、技術が身についたから、時代が変わったから・・なんとかいろんな言い訳をつけて自分の欲望を満たそうとしているだけなのかもしれないのだが・・。
久しぶりに、過去に大切な時間を共有した山田さん、佐藤さんと今現在のフィールドで再開した昨日、とても不思議な気持ちと出会った。
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