朝はいい時間ですね。
20代は音楽をやっていたおかげで、夜は明るくなるまで夜更かし。当然起きるのは決まってランチに間に合う時間。
40を超えたころ、なぜか5:30に決まったように目がさめるようになり目覚まし時計が必要無くなりました。
朝起きると、昨晩ムカムカしていたこと、思い悩んでいたこと、すっかり忘れる勢いで気分が爽快なのはなぜでしょう?
おまけに、明解に難問がとけたり、新しい発想がふっと浮かんできます。生まれ変わったように、私にとっては最高の時間です。
それが年々顕著になってきたような気がして、朝が楽しみなので早く寝る方が得策。と、夜はあまりこだわらないようにしました。だって、寝るだけで解決するんですから。
一日のサイクルで時間の使い方にリズムが出来ると、1週間、1月、1年・・・5年、10年と時間の読みができるようになり、逆にあっという間に過ぎてしまう気がして焦りも感じてしまうのですが、それはそれでこれからある時間を有効に使おうと、一生懸命生きたり、一生懸命なまけたりするようになった気がします。
おいしい物が沢山あると、つい欲張っていっぱい食べよう、いっぱい食べたいと思ってしまいますが、限度があります。ギャル曽根ちゃんみたいになれたら嬉しいなぁと思いつつも、今の私は消化力があまり旺盛ではなく、ほどほどに楽しむのが気持ちいいことが経験で解ってきました。
朝食を食べなくなってかなり経ちますが、私にとっては間違いなく体調がよく、生活指導の方には怒られますがもう少し続けたいと思っています。
食べ過ぎで消化できないのは、食べ物ばかりではありませんね。
植木鉢の水や肥料のやり過ぎ。早く育て!と、手をかけすぎても当の植物には大迷惑な話。おまけにほったらかしで何日も放置されたら弱るのは当たり前。私はこれで園芸家を断念しました!?
勉強のしすぎ、考えすぎもそうじゃないかなぁ。
それこそ適度に年をとってきた私は、これまた適度に脳の反応も鈍ってきて、あまり詰め込んで考える事を放棄するようになってきました。これは良い傾向だと思っています。
なぜかというと、勉強がどんどん出来るときは、知識が先行して結果や実体験がついていきません。反省や改善、そして熟成、消化といった作業が追っつかないと思います。
時が解決する→これは忘れる事だと思いますが、バランス良く時間が過ぎていくことが大事なんだと思えるようになりました。
だから、寝たり、なまけたりすることはいいんですね。
土いじり、とくに縄文土器を作っていてそう思います。(弥生土器ではダメです!?)
時間が延々と過ぎていって、縄文人の土器に込められた想いが時空を超えて飛び込んでくるから不思議です。これはやってみた人で無いと解りません。(これ以上言うと思想っぽくなるのでやめます)
スローライフなる言葉がありますが、ゆっくりやることがいいことなんではなくて、そもそも消化できないスピードで物事進み過ぎています。せっかく面白いことがいっぱいあるのに。と思えてなりません。
コメント (1)
> だから、寝たり、なまけたりすることはいいんですね。
嬉しいお言葉ですね。
安心して、怠けられます。
多分、その後、動けるようになる気がします。
from:ぴろみ |2008年07月27日 10:38
time:2008年07月27日 10:38